マインドフルネスとは何か

今日、マインドフルネスに関して学ぶ機会があったので、備忘録的にまとめたいと思う。

 

数年前からちらほらとマインドフルネスという言葉が聞こえていたが、全くその内容を理解していなかった。スティーブ・ジョブズが「禅」というワードをだし、しばらく後に、マインドフルネスという言葉が出て来たので、近しいものなのかな、くらいの感覚はあったが、それだけだったので、ちょうどいい機会であった。

 

Googleが力を入れているものとして有名であり、日本ではYahoo!が頑張っているらしい。

 

以下は、セミナーで話を聞いた後に、覚えていることを手がかりに自分なりの解釈でまとめたものであるため、正しいとは限らないことを前提に読んでいただきたい。

 

マインドフルネスとは、一言で言うと、「今この瞬間に集中力・注意力がある状態」であり、「好奇心と優しさを持って対話できる状態」を指す。

 

後者は置いておいて、重要なのは前者である。

 

現代は情報爆発と呼ばれて久しく、今尚多くの情報が渦巻いており、プッシュ型で大量の情報が入ってくる。

 

それもあり、現在は、「VUCA world」であると言われている。

 

VUCAとは、

V:Volatility 不安定さ

U:Uncertainty 不確実さ

C:Complexity 複雑さ

A:Ambiguity 曖昧さ

を言う。

 

このような状況下において、働いている人は皆(そうでない人ももちろん)、常に多大なストレスをその身に受けとるようになっている。

 

そのストレスの緩和というのが重要だ。

 

ストレスの緩和というのは、脳への刺激の緩和、すなわち、常に脳への刺激が起こっている状況を止め、脳に休息を与えることである。

 

マインドフルネスというのは、「今」に自分を持って来て集中している状態であるが、「緩やかに今に集中する」ということは、雑念が飛び交う「ボーッとする」よりもはるかに脳に優しい。

そういう意味でもマインドフルネスは注目されている。

 

また、考えてみてほしい、何か作業をしていたり、会話をしている時ですら、「今」に完全に集中できているだろうか?

作業をしている途中に、はたまた会議している時、話している途中ですらも全然違うことを考えていることはないだろうか?私はかなり思い当たりがある。

 

アメリカでのリサーチの結果だが、「今」話している瞬間に集中できていない人が、48%もいるとか。

 

これを、「今」に集中し、注意を向けることができれば、生産性はかなり変わるだろう。

 

さらに、注意する力を鍛える、ということは、「注意から逸れていることに気づく注意力=メタ注意力を鍛える」ということである。

 

人生は注意しているものによって形作られていく。

 

つまり、注意力を鍛える=無意識の注意が逸れていることに気づき補正できれば、人生そのものを補正できるようになるのだ。

 

さらにさらに、2000年以降脳科学は急激に発達しており、脳の発達にとって有効なのはどうやら、①マインドフルネス②有酸素運動 ということがわかって来た(らしい)

 

マインドフルネスは脳の成長にもいいらしい。ボケないようになるよ。

 

そんなマインドフルネスの状態を作るためのトレーニングとして「瞑想」が出てくる。

なぜなら、「今」に集中することを主眼とする動作だから。

 

1日数分でもいいので、マインドフルネスに向けたトレーニング(=瞑想)を続けることで、「今」にきちんと自分を置けるようになるのだろう。

 

すると、自分を「今」に置くことができ、

注意力が増し、集中し、いろんなことに気づきながら、脳を成長させ、リラックスもできる。

 

まぁ、なんて素晴らしいのでしょう。

 

やってみたくなったあなた、やり方は適当にググったこちらを参考ください。

Googleも採用するマインドフルネス瞑想/その効果と難易度別3つの実践方法

 

そんな感じで。