栃尾又温泉
に、います。スマホで書いています。
ゴールデンウィークの旅行としてきたのは新潟県内は栃尾又温泉の自在館
ところで私は温泉ソムリエの資格をとっている。温泉で何かビジネスをしたいなと思ったことがきっかけだ。
セミナーを受けるだけで認定証をもらえる。オススメだ。
そのあたりの細かいことはまた今度に譲るとして、栃尾又温泉の話だ。
栃尾又温泉は日本でもそう多くない療養泉のうちの一つ「放射能泉」である。
放射能泉の定義は含有するラドンの量が8.25マッヘ以上あれば名乗れるのだが、この栃尾又温泉では、32-50マッヘも存在している。つまり規定量の4-6倍もの量があるのだ。すごい。
しかし、放射能泉という単語を見ると、東日本大震災の影響も相まって「それって本当に健康にいいの?」と思ってしまっているだろう。だが、安心して欲しい。ラドンは大丈夫なのだ。
放射能泉の効能が発揮される仕組みは簡単に言うと、人間が日頃吸収しない成分を体内に取り込んで免疫力を活性化させ、自然治癒能力を上げる、というものだ。
放射能は普段ほとんど摂取することはないので、無論抜群の効果がある。
でも、万が一体内にラドンが滞留してしまったら、被爆し続けて危ないんじゃないの?と思っているアナタ、それも大丈夫です。
ラドンの半減期は3.8235日。かなり短い。あっという間に崩壊してしまうので、あっという間に消えてしまうのだ。ちなみにラジウムは1600年だったりする。
ということで、安心して入って欲しい。
ただ、ホントにホントに大丈夫なの?というところを突き詰め続けると、よくわからない場所というのは出てきてしまうのは間違いない。まぁそんなこと言ったら全部そうなんだけどね。疑問をもって調べた人がたくさんいる中で国が認める療養泉に選ばれている(し、それは日本だけではなく、世界的に認められている)ので大丈夫でしょう。
温泉や健康療法で重要なのは信じることなのです。
というわけで入りました栃尾又温泉。
これがぬるい。
それもそのはず、ラドンは気体として存在しているため、湯温が高ければ揮発してしまう。
含有量を多い温泉は畢竟、ぬるいのだ。
これはラドンに限らず炭酸水素塩泉等の気体が溶け込んでいることを謳っている温泉すべてに言えるので注意だ。気体の含有量が多い温泉が加温されていたら、身体に浸かる頃には成分は抜けてしまっているのだ!
そんなぬるいラドン温泉に浸かったらどうなるか。
気持ちよかった。
まぁ温泉は気持ちのよいものだから、現代にわたり生き残り続けているのだね。そりゃそうだ。
言いたいことだいたい言ったので今回はこの辺で。